最近ホームからの転落事故が度々ニュースで取り上げられています。
私も昔、駅のホームから車椅子ごと転落してあわや大事故という事がありました(幸い大事にはなりませんでしたが…)
ホームドアの設置はホームからの転落防止対策で一番有効な方法と言われ、各地で少しずつではありますが普及しつつあります。
神戸市営地下鉄も今後ホームドアの設置を進めていく計画で、その第一弾として今年度中に三宮駅で利用が始まります。
2月16日に三宮駅を利用した時の写真です。
利用開始予定日は3月3日で今は扉が開いたままになっています。
交通局によるとホームドア利用開始後もホームの段差やすき間の縮小する工事を行なうそうです。
ホーム柵使用開始後も3月末まで引き続き、段差・隙間縮小工事を行います。(西神・山手線 三宮駅可動式ホーム柵設置について)
個人的な理想として大阪市営地下鉄の千日前線ぐらいに段差・隙間がなくなれば駅員の介助なしでも利用できるようになるのでなってほしいですが、どれほど隙間が無くなるのかはまだ分かりません。
地下鉄三宮駅にもいつの間にか各駅の乗降位置案内が設置されていました。
以前大阪市営地下鉄で見かけたときに「これは便利だな!」と思いましたが、これがあると各駅のエレベーターの位置がすぐにわかります。
乗車前に「○○駅は△号車に乗ればエレベーターに近い」とわかれば、あらかじめ△号車に移動できるので車椅子利用者だけでなくみんなにとっても便利です。
交通局では三宮駅の西口にもホームと改札口との間にエレベーターを設置する予定です。
ホームの西端にフェンスで囲まれている場所がエレベーターの設置予定地だと思われます。
このエレベーターが完成すると両方の改札口にエレベーターが付くことになりますし、今後東口エレベーターを更新するときに地下2階ホームまでは代替ルートがとりあえず確保されることになります。
エレベーター利用停止中の階段昇降機の使用は地下2階ホームと改札口との間になるので階段昇降機を待つ時間が多少は短縮されるかと思います( 三宮駅は車いす利用者が多いのでさばき切れるかどうかはわかりませんが…)
ただホームと改札を結ぶエレベーターは計画されていますが、西口改札口と地上を結ぶエレベーターは設置場所の制約からまだ決まっていないのでもう少し時間がかかりそうです。
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