昨年秋に日本でも発売が始まったスマートスピーカー。
声で機械を操作できるということもあり、頸髄損傷の私も早くから興味がありました。
特にスマートリモコンと併用することで音声で家電をコントロールできるようになると、環境制御装置(ECS ) の代替になるのではないかと考えていました。
一般に販売されている商品なので、価格も約5000円~と手を出しやすいのも魅力です。
発売開始から半年以上がたち、実際に利用して見た人の感想も多く出てきたので、今回思い切ってGoogle home miniを購入してみました。
Google home miniについて
Google home miniはGoogle が発売しているAI スピーカーです。
ちなみに現在日本で発売されているAI スピーカーにはGoogle home のほかにAmazonエコー、LINEクローバーかあります。
今回私がGoogle home miniを選んだ理由は次の点です。
- 他の製品よりも価格が安い
- スマートリモコンの利用が主な目的でスピーカーの音質はあまり重視していない
- Googleの方が認識精度が良さそう
ただし3つめの理由ははあくまで個人的な主観です。
商品が到着
まずはポイント等で実質的に一番安かった楽天市場でGoogle home miniを購入、2日後には商品が到着しました。
ちなみにカラーは3色ありますが、「チャコール」を選択しました。
段ボールを開けると商品の外膜が登場、思っていた以上に小さいです。
いつも思うのですが、ネット通販の段ボール箱のサイズって商品に比べるとやたらと大きいですよね。
もう少しサイズに合った箱であれば良いのになあと思いますが、商品ごとにいろいろなサイズの段ボール箱を用意するのは手間がかかるのでしょうね。
本体はまんじゅう型の直径10 センチぐらいでかなりコンパクト。
これなら置き場所にはそれほど困りません。
給電用のアダプターも入っていますが、アダプターの形状か丸型で隣のコンセントと干渉してしまうのはちょっと問題です。
コードの長さは1m 以上あるのでコンセントから離れていても置き場所に困ることはないです。
まずはセットアップ
初期設定は箱の中に入っていた説明書に従ってスマホで行います。
まずはスマホにGoogle Homeアプリをインストールします。
そこからはGoogle Homeアプリを立ち上げてアプリの案内に従って設定を行っていくだけです。
主なセットアップ項目は以下の通りです。
- Google Home miniの設置場所
- 声の登録
- 音楽、ニュース、ラジオの登録など
セットプレー自体には10分もかからなかったと思います。
セットアップ時の音量が最大で流れてびっくりしましたが、そのまま設定を続けていきました。( どうやら本体上部をタップすれば調節できたらしいです)
実際に利用してみて
実際に利用して1週間たちましたが、一番感じるのは「認識精度のよさ」です。
私の場合、ベッドの横に置いてあるのですが、大きな声を出さなくても十分に認識します。
ただこの時期はまだ蝉が鳴いているので窓は開けたままだと蝉の声に負けてしまうことがありますが.これだけは仕方ないです。
今利用しているのは主に「ラジコでラジオを聴く」、「時間の確認」、「ニュースや天気予報を聴く」ことです。
特にラジコは声でチャンネルが変えられるので、今まで利用していた環境制御装置よりも楽です。
ただインターネット経由のラジコは実際の放送よりも若干のタイムラグがあるので正確な時刻を知るのにはお勧めできません。
次はスマートリモコン導入
せっかくGoogle Home mini を購入したので次の目標はスマートリモコンの導入を考えてます。
インターネットに接続していることが条件であるという弱点がありますが、何10万円もする福祉機器の環境制御装置よりも安価で導入できることがとても魅力的です。
一般に使用される目的の製品のため新商品の出るスピードも速く何を選んだらよいのか悩むほどです。
実際にスマートリモコンを導入した時はまた記事を書きたいと思います。
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