2018年度に神戸市内で実施予定の駅のバリアフリー化計画

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はじめに

車いすユーザーの私にとっては利用する駅がバリアフリー対応かどうかは非常に重要で、時々インターネットなどで情報を収集しています。

当ブログでも以前にも駅舎のバリアフリー化に関する記事を書いています。

開業50年の神戸高速線、全駅バリアフリー化へ!
神戸市内の私鉄4社が乗り入れる神戸鉄道は4月7日に開業50年を迎えました。 すぐ近くを並行する地下鉄と比べてバリアフリー化が遅れていましたが、4月7日の神戸新聞の記事によると全駅のバリアフリー化を進めることが分かりました。 「ようやくか…」
平成30年度兵庫県の公共交通バリアフリー化促進事業の計画が発表
兵庫県では1日の乗降客数が3000人以上の駅を対象に駅のバリアフリー化事業を行っています。 昨年度には江井ヶ島駅や有馬温泉駅の事業が完了しています。 新年度に入り平成30年度兵庫県の公共交通バリアフリー化促進事業の計画が新たに発表されました

先日以前取り上げたバリアフリー化計画がどのようになったのか調べてみると、「第5回神戸市地域公共交通活性化協議会」のページに今年度のバリアフリー化計画についての資料が掲載されていたので紹介します。

神戸市地域公共交通活性化協議会とは

神戸市地域公共交通活性化協議会はホームページによると「神戸市における公共交通の維持・充実を目的に、公共交通等に関する計画及びこれからの取組みについて、関係者との協議を行うために開催されている協議会」だそうです。

添付されている資料にバリアフリー化に関する記述があったりするので私も時々情報収集のためにチェックしています。

3月末に開催された協議会の資料に平成30年度の各事業者の実施予定事業についての資料が添付されていたので紹介します。

平成30年度の各事業者の実施予定事業

こちらが添付されていた資料です。

資料には「運行ダイヤの見直し」「交通環境の整備」などの今年度実施予定の項目が並んでいます。

この中で私が注目するのは「交通環境の整備」の部分で、駅のバリアフリー化についても触れられています。

以下に資料に掲載されていた計画について触れたいと思います。

神鉄唐櫃台

神戸市北区の神鉄唐櫃台については兵庫県のバリアフリー化促進事業にも掲載されていましたが、具体的な内容は分かりませんでした。

今回の資料によるとホームと改札の間にスロープを設置するようです。

上りホームにはすでにスロープが設置されているので工事自体はそれほど難しくはないと思います。

今回の資料には載っていませんでしたが、神鉄唐櫃台の他にも神鉄長田にエレベーター設置の計画があるみたいです。

阪急花隈

2016年度からバリアフリー事業中の花隈駅は平成31年度を完成のめどにしています。

西改札口にエレベーターと多機能トイレを設置する予定です。

阪神西元町

全駅のバリアフリー化が報道されている神戸高速線ですが、西元町駅の整備についての詳細かわかりました。

資料によると東改札口にエレベーターと多機能トイレを設置する予定です。

地下鉄三宮

以前地下鉄三宮駅西口のエレベーター設置工事が開始!でも書きましたが、ホームと西改札を結ぶエレベーターを設置中です。

また、湊川公園駅の乗り換え通路のバリアフリー化についても設置を検討するそうです。

貿易センター(ポートライナー)

昨年度に駅構内のエレベーターの設置が完了していますが、改札外のエレベーターは国土交通省の事業として整備されます。

これからも更なるバリアフリー化を!

西元町・花隈・貿易センターのバリアフリー化の完成でとりあえずは都心部のバリアフリー化は完了します。

しかしJR・阪神・阪急が通る神戸市東部と比べると神鉄・山陽沿線のバリアフリー化が進んでいません。

高齢化も進展しているのでこれからは未整備の地域のバリアフリー化はもちろん、整備されている地域でも更なる整備が求められて来ると思もいます。

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