はじめに
HAT神戸が街びらきをしてからもう20年以上が経過しました。当初はなかなか開発が進まず、広大な空き地が広がっていましたが、今ではほとんどの土地が埋まり、児童数の増加から新設校が建設されるまでになってきました。
HAT神戸といえば県立美術館や人と防災未来センターなどの施設が有名ですが、地区内にヤマダ電機とケーズ電気があり、家電量販店の多い街でもあります。「もうこれ以上は家電量販店はできないだろう」と思っていたのですが、まさかの新規出店が判明しました。
ブルメールにエディオンが出店することが判明
今年の夏の終わりにHAT神戸にあるショッピングモール「ブルメールHAT神戸」内にあったベビーザらスが閉店しました。ブルメールの開店当初から入っていたテナントで、家族連れも多い施設だったので閉店にはかなり驚きました。すぐ近くに西松屋もありますし、思ったほど採算がとれていなかったのかもしれませんね。と同時に「この大きなテナントスペースを埋める次のテナントが見つかるのだろうか」と心配になりました。ショッピングセンターの大型テナントとしては家電量販店やホームセンターがありますが、すでに施設内にニトリが出店していますし、両隣にはヤマダ電機とケーズ電気 既に出店済みです。「さすがにもうこれ以上は家電量販店はできないだろう」と思っていました。
ところが、閉店から1カ月ぐらいの時に「どうやらエディオンができるらしい」と聞いてびっくり仰天。さっそくブルメールに行ってみると、ベビーザらスの跡地に既に開店を知らせる張り紙がしてありました。ベビーザらスの跡地に加えて、長らくテナントが入っていなかった北側の区画も出店エリアのようです。
オープンまではまだ 1カ月もありますが、 10月末には建物の壁にもエディオンの看板が設置されました。今日の時点でブルメールのホームページにはオープンについての情報はアップされていませんが、エディオンのホームページには新規出店の情報がアップされていました。
公式サイトによるとオープンは11月29日。売り場面積は 2711平方メートルあり、家電製品以外にもゲームやおもちゃ、リフォーム関連も取り扱うそうです。
HAT神戸は神戸市有数の家電量販店激戦区に
HAT神戸には既にケーズ電気とヤマダ電機もあり、ここにエディオンが加わるとエリア内に家電量販店が 3軒並ぶことになり、神戸市内でも有数の家電量販店激戦区になります。
昨年にはブルメールと道路を挟んで西隣にあるヤマダ電機が「家電住まいる館」としてリニューアルオープンしています。ブルメールの東隣にあるケーズデンキは今のところに家電製品のみの販売ですが、建物内に学習塾やクリニックなどが入り、「病院のついでに寄ろうか」という時には便利です。今回オープンするエディオンは大型商業施設内のテナントとして出店するので買い物ついでにまわりやすいので、利用者は多いのではと思います。
正直「こんなに家電量販店だけあってもなあ」とは思いますが、同一エリアにこれだけ店舗が出店すると価格競争も激しくなるので、家電製品が安く買えるメリットもあるかもしれません。どこで買うのか悩みますが、店を選ぶ基準としてはポイントカードや買い物のしやすさで判断するしかないですね。とりあえずできたからには「すぐに撤退」なんて事がないようにしてほしいですね。
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