4月19日~21日まで大阪南港のインテックス大阪で毎年恒例の福祉機器総合展「バリアフリー2018」が開催されました。
もう1週間以上たっていますが、その時のことについて書きます。
バリアフリー2018とは
バリアフリーの2018は西日本最大級の福祉機器総合展で、毎年4月中旬頃にインテックス大阪で開催されます。
福祉機器の展示だけでなく、シンポジウム等様々な企画が行なわれます。
ちなみに同じ福祉機器展で東京で開催されるHCR国際福祉機器展は10月頃に開催されています。
会場は広いのである程度見たい物をあらかじめ決めてから回ればよかったといつも後悔してます。
出展企業の変化
毎年訪れているとだんだんと目新しいものは少なくなってきます。
ここ数年は介護施設向けのブースが多くなっていて、障害者向きの製品を取り扱う企業のブースの割合が縮小傾向です。
高齢者向け市場よりも市場規模が小さいこともあり、国際福祉機器展のみに出展している企業が増えて企業が増えているのが現状です。
本当は自宅で使用している介護用リフトが使用開始から12年経っているのでリフトを見たかったのですが、いつも出ている企業のブースが見つかりませんでした。
そういえば、昨年新しい買い替えたシャワーキャリーのメーカーも今年は出ていませんでした。
逆にロボットや慢性期医療のブースは年々拡大していて市場規模が拡大していることを実感しました。
注目した製品
なかなか目新しいものが見つかりませんでしたが、そんな中で注目した製品をいくつか紹介します。
ペルモピール M3コルプス
私が使用している電動車椅子メーカーのペルモピールが、中輪駆動の新モデルM3を発表していました。
M3 Corpus(電動車椅子)
中輪駆動の利点を活かすことにより、特に低速時や、小廻りの転回に威力を発揮し、運転性能を向上させます。新設計のサスペンションにより、より良い座位を保持し、より安全に感じ、運転の疲れを軽減することができます。
担当者に聞くと今まで後輪駆動の電動車椅子も利用していた人にとっては、前輪駆動よりも操作性が似ているので慣れやすいとのことでした。
HCR に行くのもいいのかも
バリアフリー展は西日本最大級の福祉機器総合展ではありますが、やはり東京のHCR国際福祉機器展に比べると規模が劣るそうです。
最近はバリアフリー展には出展しない企業も出てきているので、そういった意味でも国際福祉機器展にいった方がより多くの情報を得ることができるかもしれません。
HCR 会場の東京ビッグサイトが2020年の東京オリンピックの会場に決まっていて、来年以降の開催はまだ未定のようですが、どこかで一度行ってみたい展覧会ではあります。
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