電動車いすのビブマウントコントローラーがぐらぐらに…

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はじめに

ペルモピールのF3 を使用するようになってから1年半以上がたち、積算走行距離も400km を超えてきました。今では狭いところの操作もスムーズにできるようになり、最近では街中の店でも「この通路幅なら入られる」とふらっと入店することもあります。もはや私の生活に電動車いすがなくてはならない存在になっています。今さらではあげますが、「もっと早くに電動車いすを作っていたら良かったのに」と少し後悔しています。
ところが、5月も終わりに近づき少し暑さを覚えるようになってきたある日、「天気もよさそうだし今週はどこに行こうか?」と考えながら、いつものように車いすに移った時にコントローラーの異常に気がつきました。

ビブマウントコントローラーがぐらぐらに…

私は上肢の自由がきかないので電動車いすを顎で操作しています。一般的に頸髄損傷者が 電動車いすを顎で操作する時、スイングアームのコントローラーを使用するのが多いのですが、私は「ビブマウント」という肩掛けタイプのコントローラーを使用しています。 ビブマウントはコントローラーの着脱を誰かにしてもらう必要がありますが、道路の段差などで身体がふらついても顎からコントローラーが離れないという利点があります。
今回異常があったのは肩掛け部分とコントローラ部分との接続部です。顎とコントローラーとの位置を調整するためによく使用する部分です。ここは調整する時にボルトを緩めたりしめたりする要の部分になります。この部分がぐらつくと顎での操作に支障をきたしとても危険です。最初は単に「ネジがゆるんでいるだけ」と思い、とりあえずネジを締めてみるとぐらつきが落ち着いたので様子を見てみることにしました。
ところが後日出かけるのに電動車いすに移乗してみると、先日直したはずの接続部が再びぐらつき、しまいには肩掛け部分からコントローラー部分が脱落してしまいました。その日は急きょ、退職金先を近場で済ませることにしましたが、コントローラーのぐらつきでたびたび操作がしづらくなりました。

ネジの劣化が原因か?

このような状態では電動車いすを使用できないので、さっそく販売店に連絡を入れてみました。「少し時間がかかるだろう」と思っていましたが、翌日に見に来てくれてのはありがたかったです。私の見立てでは「よくネジを締めたり緩めたりする部分なのでネジの劣化が原因かな?」と思っていたので部品の交換がいるかなと予想していました。とりあえず原因であろう部分をはずしてネジを締め直してもらおうとぐらぐらしなくなりました。「本当にこれで大丈夫なのか」という不安はありましたが、この段階でできることは限られているし、とりあえずは電動車いすを利用できるようにはなったので一安心でした。
しかし、次の日に電動車いす使用しようと思ったら再びぐらぐらするようになっている…。週があけてから販売店に連絡をいれて、「恐らく部品の交換がいるだろう」ということで、現在メーカーに確認を取ってもらっています。よく調整に使う部分ではあるので恐らく交換用部品はあると思いますが、一部のパーツのみの交換で大丈夫なのか?また、部品の交換費用はどのくらいになるのか? など若干不安ではあります。
これからイベントごとの予定が結構入っているので、万が一修理に時間がかかるようだと介助用車いすでの移動となり、誰かに押してもらう必要も出てきます。今の生活で電動車いすがないことはとても不便ですし、この問題がなるべく早くに解決してくれることを願っています。

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