はじめに
HAT神戸で来春開校する小学校と特別支援学校の建設工事も完了が近づいてきて、建物の外観も完全に見えるようになってきました。さすが最近の学校だけあって外観はとてもおしゃれです。先日新設校について詳しく書かれている資料をいくつか見つけたので、今回はその資料をチェックしてみることにします。
灘の浜小学校と灘さくら特別支援学校の概要について
新設される学校の概要について簡単に書きます。
HAT神戸やその周辺地区の児童数の増加に伴い、近隣の小学校の定員を超えてしまうため、新たに小学校の特別支援学校の設置が決まりました。新設校の設置に伴い、既存の学校の通学区域の見直しが行われ、なぎさ小学校のプレハブ校舎も解消される予定です。また現在の青陽東は知的障害部門の高等部となります。新設校の内容については以前書いたことがあります。ちなみに新設校の校舎は小学校部分が5階建て、特別支援学校部分が6階建てとかなりの規模です。
新設校の概要については前回書いているので、そちらも参考にしてください。
新設校の3DCGが作成される
近隣にある神戸市立科学技術高等学校の生徒により、校舎模型とCGが作成され公開されています。
YouTubeの動画で小学校と支援学校双方の建物の中が再現されていて、「最近の学校はこんな感じなんだな」と新鮮でした。図面で見るよりも動画の方がより学校の中のイメージがわかると思うのでとても良い取り組みだと思います。
灘の浜小学校の3DCG映像
まずは小学校の3DCG動画です。小学校は5階建てで、敷地南側と西側にL字に校舎が配置されています。最近の学校はランチルームが付いているのが多いのでしょうか。そこそこ広い教室だとは思いますが、全校生徒が使うのには狭いような…。その日によって使うクラスが違うのでしょうか?私の学生時代には無かったのでイメージができないです。
灘さくら支援学校の3DCG動画
こちらは灘さくら支援学校の3DCG動画です。バスでの通学もあるので、入り口にはバスの発着場があります。建物内はもちろんバリアフリーで、エレベーター以外にスロープでもフロアの行き来ができるようになっているのが印象的でした。確かに災害時はエレベーターが使えないので、避難経路としてのスロープは必要でしょうね。
開校時の児童数は当初予定よりも少なめか?
9月末に発行された保護者向け説明資料によると、開校時の小学校の児童数は200人台後半と当初の想定よりも少ないようです。だいたい1学年当たり2クラスくらいになる模様です。特に新6年生が少ないようですがあと1年で卒業ですし、転校するよりも今まで通っていた学校で卒業したいというのもあるのでしょう。もし私がそのような立場でも、おそらく元いた学校を選択すると思います。
学校建設予定地のまま長らく着工されずにいた土地でしたが、ようやくの開校まであとわずかになりました。春からは新小学校に通う子供たちで、街の雰囲気もにぎやかに明るくなることでしょう。
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