バリアフリー化された阪神西元町駅 モザイクに行くのには便利かも

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はじめに

元町商店街の西端に位置する阪神西元町駅は1968年の開業の地下駅ということもあり、周辺の駅と比べてバリアフリー化が遅れていました。2020年にエレベーターが設置されてバリアフリー化が完了しましたが、コロナ禍で訪れることがなかなかできず、完成から 3年が経った今回初めて利用することができました。

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西元町駅について

西元町駅は元町商店街の一番西側にあり、花隈駅とは JRの高架を挟んで至近距離にあります。元々は神戸高速鉄道の駅として開業しましたが、現在は阪神電鉄の位置として扱われています。ただ、旅客運賃は神戸高速鉄道の頃と変わらないので、元町からの初乗り運賃が別にかかる点には注意が必要です。ハーバーランドへも近く、モザイクへ行く場合は一番近い駅になります。駅構内は開業当時の雰囲気のままで「昭和の駅」というイメージです。西口には小さな地下街も併設されているそうですが、階段のみのアクセスとなるので車椅子では行くことができません。

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エレベーターは東口側に設置される

上の画像は西元町駅の構内案内図です。ホームの東西両端2カ所にそれぞれ改札口がありますが、エレベーターが設置されたのは東改札口の方になります。ハーバーランドに近いのは西改札口ですが、改札口の位置的にエレベーターの設置が難しかったのではないかと思われます。

頑張って設置した感じのエレベーター

エレベーター横の通路はかなり狭くなっている。

電車の先頭車両が停車する位置から改札口までの階段の間とのわずかなスペースにエレベーターが設置されています。エレベーター横の通路はやや狭くなっており、ホーム側からはエレベーターの出口が見えないので、安全対策でカーブミラーが設置されていました。エレベーターが新設されたもののそれ以外の路面や壁は昔のままで、「昭和の地下鉄駅」の雰囲気が漂っています。

姫路方面ホームのエレベーターは改札内エレベーターも兼ねています。そのため、改札階で一度エレベーターを降りて改札口を抜けた後にもう一度同じエレベーターで地上に上がることになります。なお改札口の近くには多機能トイレも設置されています。

モザイクへ行くなら高速神戸駅よりも便利かも

地上の出口は JRの高架沿いにあり、通りの 1本南には元町商店街のアーケードがあります。神戸中央郵便局やハーバーランド・モザイクの最寄りとなる西改札口と比べるとやや地味な場所にあり、初めての人にはエレベーターの場所が分かりづらいかもしれません。梅田方面からは元町駅を境に運賃が上がるのもマイナスポイントではありますが、立地的にはモザイクにも近いので便利な場所だとは思います。神戸中央郵便局南側の歩道橋をumieまで延長する計画もあるそうで、これが完成するとかなり便利になると思います。

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