私が受傷してからしばらくの間は意識がなく、その間様々な夢を見ました。それらのほとんどが訳のわからないぶっ飛んだ内容のものばかりでした。
そこで今回は当時見たいくつかの夢について書こうと思います。
HAT神戸沈没
三宮の図書館に勉強をしに行っている時に「これから数時間後に(津波か高潮で) 浸水する」とのニュースがあり、浸水する前にとりあえず家に帰ることにしました。駅では「このあと浸水が想定されるので、運行を取りやめる」という案内がされていました。まだ最終電車には間に合うけれど歩いて帰っても到達時間には間に合うと判断し、長い長い地下道を歩くものの、途中で浸水が始まってきたので慌てて山手方面に逃げて事なきを得ます。
翌日になって水の引いたHAT神戸に戻ったところで終わるバージョンとただただ長い長い地下道を東へ西へ行ったり来たりし続けていつまで経っても家に帰れないバージョンがありました。
隕石が家に直撃
住んでいる地域に隕石が落下するとのことで自宅のマンション内でとりあえず待機することにしました。一度近くの避難所に避難しようと試みるものの、目の前に隕石が落ちてきたので慌てて自宅に戻ることに。
最後は自宅に隕石が直撃して部屋が倒壊。部屋の2段ベッドの下に隠れていた自分だけは助かって救急隊に救助される。
この夢も何パターンか見ていて、夢によって生き残る人が違ったり、隕石が放射線を発していていたりします。
嫌われ者の自分
なぜか自分は周りから嫌われていて、帰る場所がなく仕方なく公園で休もうとすると「ここはおまえは使用禁止だ」追い払われてしまう。どこへ行っても自分の居場所がなく、町を出ようにも通行を禁じられただひたすら彷徨うだけのしんどい内容の夢です。
これも何パターンかあって、例えば体調が悪いのに病院の行列に並んでいるとどんどん割り込まれ、文句をいうと周りから集中攻撃を浴びて結局診察を受けるのを諦め、道路に出たところで呼吸困難で意識を失ったりしました。
どのパターンでも自分では良かれと思ってやっていることがすべてマイナスに出てしまうのでした …。
夢は他にも
今回取り上げた夢の内容は私を見てきた夢の中でのほんの一部に過ぎません。
意識がなかった時間が長かっただけあり様々なわけのわからない夢を見てきました。
例えば「お前は悪人だ。」と得体の知れないものしか食べることを許されなかったり、のどが渇いたのでアルカリイオン水を飲みたかったのになぜか乾電池と勘違いされてアルカリ溶液を飲まされたり…。
あまりにわけのわからない物が多すぎて気が狂ってしまうのではないかとも思ったりもしていましたが、何とかとどまることができて良かったと今は思っています。
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