2000年に交通バリアフリー法が施行されてから18年近くたちました。
私が在宅生活に戻った2006年と比べても駅のバリアフリー化は進んでいて、主要な駅はもちろん小さな駅にもエレベーターが設置されるようになり車椅子でも移動しやすくなっています。
ただ都市部と地方部では設置率に差があり、まだまだどこにでも自由に移動できるようになってはいないのが現状です。
再来年には東京オリンピック・パラリンピックも開催されますし、ますます加速する高齢化社会に対応するためにもバリアフリー化は重要です。
神戸市でも駅のバリアフリー化は進んでいます。
公営交通ではすでに市営地下鉄や六甲ライナーの全駅が対応しています。
ただ1981年開業のポートライナーは2006年の神戸空港開港時にバリアフリー化を進めたものの、全てが対応したわけではなくエレベーターのない駅が2駅残りました。
残りの2駅のうち2016年にはポートターミナル駅にエレベーター設置され、貿易センター駅のみがバリアフリー未対応です。
そんな貿易センター駅も今年度末を目途にエレベーターの設置等のバリアフリー化工事が行われています。
神戸市の資料によるとホームから改札口の間は神戸市が、改札口から地上までは国土交通省が整備することがわかります。
完成時期はまだ発表されていませんが、工事によるう回路のお知らせによると今年度中には工事は完成しそうです。
貿易センター駅には三宮駅からそれほど距離はなく利用者もあまりいませんが、それでも地上から高架のホームまでの移動は長く、エレベーターの設置は良いことだと思います。
完成したら一度見に行こうと思います。
2018年4月22日追記
2018年4月現在、駅構内のエレベーターの供用は始まったようです。
改札階~地上のエレベーターは国土交通省の事業で平成30年度に設置される予定です。
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