2020年が始まったと思っていたら、気がつけばもう3月。時間がたつのは本当に早いものです。今年はオリンピックイヤーということもあり、これからどんどん盛り上がっていくというところでのコロナウイルス騒動。私の方も様々な用事やイベントが中止になったりしています。近所のスーパーに行ったらレトルト食品などが品薄になっていたりして、世の中が若干パニック状態になっているのを見ると正直「何だかなあ」という感じです。 さて、ここ最近ブログの更新が滞っていましたが、せっかく見てくれている人のためにもちょっとずつ更新していこうかなと思っております。そこで梅の季節はもう終わりではありますが、先日訪れた岡本梅林公園について紹介したいと思います。
岡本梅林公園とは
岡本梅林公園は東灘区の岡本地区にあります。 岡本は古くから梅の名所として有名でした。「梅は岡本、桜は吉野」とも言われた時期もあったそうです。阪神大水害や神戸大空襲、戦後の宅地化でほとんどの梅が消失した時期もありましたが、その後梅林の復興が進められて 1982年に岡本梅林公園が整備されました。ちなみに近所には保久良梅林があります。 阪急岡本駅やJR摂津本山駅から徒歩約10分と駅からのアクセスも良く、気軽に行きやすい場所にあります。近くにコインパーキングがありますが、住宅地の中にある公園なので公共交通機関で訪れるのをお勧めします。
私が訪れた時は道路にのぼりが立っていて、のぼりを目印に進めば公園にたどり着くことができました。ただ、公園の直前になって階段に行く手を阻まれてしまいました。地図を見ると川沿いの道を進めば大丈夫な事が分かり、無事公園の入口に到着することができました。公園の手前はそこそこの急坂なので介助用車いすで上るのは難しいかもしれません。電動車いすでも注意しながら登ってください。また高級住宅地のためか、大きい車がそこそこのスピードで通るので、それにも気をつけてください。
公園の入り口はイノシシの侵入防止のため、門を開けて入る必要がありますが、車いすの通れるほどの幅が開いていなくてぼう然。通りすがりの人に門を開けるのを手伝ってもらって入ることができました。
公園内はスロープ完備のバリアフリー設計!
岡本梅林公園は斜面に造られた公園なので、公園入口から一番上の広場まではかなりの高低差があります。斜面に梅の木が植えられているので下から見ても花を楽しむことができますが、折角なら一番上まで行きたくなりますよね。斜面の公園では階段ばかりで車いすでは上の方まで行けない事が多いですが、公園内にはつづら折りのスロープ道が続いていて上の広場まで車いすでも上がることができます。スロープの傾斜も駅から公園までの坂道と比べるとかなり緩やかです。公園内に植えられている梅の種類が多く、様々な色の花を楽しむことができます。梅の花の甘い香りを楽しんだり写真を撮ったりしながらゆっくりと坂道を登って行きました。通路の路面はしっかりと固められているので電動車いすでも「タイヤが土にはまる」という心配はありませんでした。
公園からの眺めも抜群!
南に開けた斜面なので上の広場からは神戸の街並みがよく見えました。ベンチもあるので気候が良ければお弁当を持ってきて食べるのもいいと思います。ただ公園近くでは店は全くないので予め駅で買っていく必要があります。梅まつりの時には屋台が出ているかもしれませんね。
今回は「車いすでも行ける梅の名所」として岡本梅林公園を紹介しました。私自身訪れたのは今回が初めてで、こんなにバリアフリーな通路が完備されているとは思ってませんでした。公園までのアクセスが急坂なので行くのが難しい方も多いとは思いますが、もし行けるのならばぜひお勧めしたいスポットですので、興味のある方は来年以降になりますが訪れてみてはどうでしょうか?
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