先日地下鉄三宮駅のホームドアと西口エレベーターで地下鉄三宮駅のホームと西口を結ぶエレベーターの計画について取り上げましたが、交通局のホームページにエレベーターの設置工事についてのお知らせが掲載されました。
三宮駅西改札口内エレベーター設置工事について(神戸市交通局)
交通局のお知らせによると2月23日から工事は開始されているそうです。
先日ホームの西端で工事用フェンスに囲われた場所があったので設置場所は恐らく赤丸で囲んだ辺りだろうと思います。
難しい地下での工事のため工事期間は今年の年末までの予定でかなりの時間がかかります。
西口改札外のエレベーターはどうなる?
今回の工事はホームと西口改札口との間が対象で改札口と地上との間のエレベーターの設置はまだ未定です。
本来なら地上との間にも設置するのが理想ですが、エレベーターの設置場所確保等の課題がありなかなかすぐには設置が難しいようです。
ただ東改札口エレベーターの更新工事がそろそろ行われると思うので、その時の代替ルートとして役に立つと思います。
エレベーターの更新工事中は階段昇降機を使用しますが、階段昇降機は一回の利用に時間がかかるという問題があります。
また三宮駅の構造上の問題としてホームが地下2階と地下3階の2フロアあることがあげられます。
車椅子利用者の数も多いので階段昇降機だけを使用する通常の方法ではさばききれないと思います。
西口にエレベーターが設置されれば、例えば地下2階ホームと地下3階ホームとの間は西口エレベーターを利用、東改札口と地下2階ホームとの間は階段昇降機を利用するということができます。
そうすれば階段昇降機の一人あたりの使用時間が短縮されて、より多くの人を運ぶことができるのではないかと思います。
そういった意味で西口エレベーターの設置は大きな意味があるのではないかと思えます。
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