もう1カ月以上前のことですが、7月1日に阪神百貨店梅田本店の第1期建て替え部分がオープンしました。
オープン直後は在阪のテレビ局でも特集されたりと大変注目を集めました。
私もオープン1週間後に訪れたのですが、到着したのが正午前だったということもあり、お目当てのスナックパークは混雑していてとても車椅子で入れる状態ではなくあきらめました。
今は夏休み時間なのに加え、夏の高校野球の開催期間でもあるので、もうしばらく混雑が落ち着くまで時間がかかりそうです。
阪神百貨店梅田本店の概要
今回オープンしたのは旧大阪神ビル東側と旧新阪急ビルだった部分です。
これから残る旧大阪神ビル西側の建て替えが行われます。
百貨店の全面開業2021年秋、ビル全体の完成は2021年度末の予定です。
第1期オープン時の店舗フロアは地下1階~9階の10フロアですが、全面オープン時には地下2階~10階の11フロアになる予定で、すでにエレベーターの表示には地下2階がありました。
参考資料: 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)工事施行計画の決定について
現在のフロア案内を見ると車いす対応の「ゆったりトイレ」は3階・5階・7階の3カ所、オストメイト対応のトイレは7階にあります。
新築なのでトイレが設置されているフロアすべてに車いす対応のトイレがあるのが理想ですが…。
全面開業の時に期待しましょう。
実際に7階のトイレを利用しましたが、このフロアに子供服売り場があるからかトイレ内に子供用の便器も設置されていて結構狭かったです。
各駅へのアクセスも改善
今回の百貨店のオープンに合わせて連絡デッキやエレベーターも整備され、各駅へのアクセスも改善されました。
梅田歩道橋から阪神百貨店東側の外周を通るデッキは広々としていて、エレベーターも何カ所かに設置されデッキ~地上~地下の移動かしやすくなっています。
特に阪神梅田駅~梅田地下街~地上~2階デッキを結ぶエレベーターが設置された効果は大きく、百貨店の営業時間に関係なくエレベーターを利用することが可能になりました。
また地下も大阪駅前ビル方面に接続され、JR北新地駅方面への移動ルートの選択の幅が広がりました。
阪急三番街やルクア大阪のフードホールもオープン
せっかく阪神百貨店に行ったので復活したスナックパークで昼食を食べるつもりでしたが、あまりの混雑でとても車椅子で食べられる状況ではなかったので阪急三番街のフードホールに移動しました。
梅田地下街から接続している阪急三番街の地下2階もこの春に巨大なフードホール「UMEDA FOOD HALL」としてリニューアルオープンしました。
店舗数は18、座席数も約1000 席あるのでかなり便利な場所です。
大規模な改修だったので「いよいよ地下2階にもエレベーター設置か?」と期待しましたが、残念ながら今回は設置まではいきませんでした。
阪神梅田駅の改良工事にも注目
これから2期工事が始まる阪神百貨店ですが、最寄駅の阪神梅田駅も改良工事が行われます。
先月公開された安全報告書2018によると、来年度には駅構内での工事に着手するようです。
大きく生まれ変わる阪神梅田駅の改良工事にも注目ですね。
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